乾燥肌の原因となる病気には何があるのか?予防や改善する方法も紹介!

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『肌は内臓の鏡』と申します。

『内臓の状態の良し悪し』が肌表面にあらわれてくることを、皆さんご存知でしょうか?

実をいうと、肌は体の健康を測るバロメーターなのです。

乾燥肌だという方の中には、アレルギーなどのわかりやすい要因だけでなく、意外な病気が隠れているケースも少なくありません。

脅かすわけではありませんが、乾燥肌にお悩みの方には一度確認していただきたいと思います。

そこで今回は

● 乾燥肌の原因となる病気には、どんなものがあるのか

● 乾燥肌の改善方法を紹介

● 乾燥肌は体内からもケアすることが重要

…といった内容で、ご案内していきたいと思います。

なんとなく肌だけの不調ではない気がする…そんな方のために、お役に立てるよう頑張ってまいりますね。

 

 

 

● 乾燥肌の原因となる病気にはどんなものがあるのか

 

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まずはじめに、一番気になる『病気と乾燥肌の関係』からご紹介します。

まさか…とお思いかもしれませんが、ご自身に当てはまるかどうか確認してみてください。

甲状腺機能低下症 (自己免疫疾患)

頸部にある器官、甲状腺は代謝に関係する『甲状腺ホルモン』を分泌します。

この甲状腺が正常に働かなくなる病気の一つが甲状腺機能低下症です。

この病気にかかると原因不明の、

・ 倦怠感、無気力、うつ状態

・ 頭痛、吐き気

・ 聴力低下

などのほか、

・ 食欲があまりないのに、体重が増える

・ 汗をかかなくなり、顔や手足のむくみがひどくなる

・ 肌が乾燥して、白い粉が吹いたようになる

・ 便秘、寒さに弱くなる

といった、基礎代謝の低下に伴う症状があらわれます。

摂取した栄養をエネルギーに変換するのが甲状腺の働きで、うまく働かない状態が続くと、全身への栄養供給が滞ります。

放置すると、貧血、心疾患、低体温などといった障害につながりますから、適切な治療を受けることが最重要となります。

甲状腺機能低下症についてはこちらを参考にしてください。

http://www.naoru.com/koujousen-teika.htm

 

シェーグレン症候群 (自己免疫疾患)

中年以降の女性に多いと言われるシェーグレン症候群。肌だけではなく、全身性の乾燥をもたらします。

ドライアイ、ドライマウスなどのほか、呼吸器内も乾燥します。それによって鼻腔内の乾燥、空咳、間質性肺炎なども引き起こします。

また、腎臓にも負担が大きくかかり、腎不全などによる肌のかゆみなどにもつながります。

シェーグレン症候群についてはこちらを参考にしてください。

http://www.nanbyou.or.jp/entry/111

 

下垂体機能低下症 (自己免疫疾患)

こちらは難病指定されている疾患です。脳の下垂体は7つのホルモンを分泌し、各器官から分泌されるホルモンを調整するための働きもします。

下垂体から分泌されるホルモンは

・ 成長ホルモン(骨や筋肉の成長を促進、代謝をアップさせる)

・ 甲状腺刺激ホルモン(甲状腺を刺激し、甲状腺ホルモンを分泌させる)

・ 副腎皮質刺激ホルモン(副腎皮質を刺激し、コルチゾールなどのホルモンを分泌させる)

・ 性腺刺激ホルモン(卵子や精子の生成を促進)

・ プロラクチン(母乳の生成を促進)

・ 抗利尿ホルモン(腎臓の機能を調節、体内の水分調整を図る)

・ オキシトシン(母乳の出を良くする)

となっています。下垂体機能が低下すると、これらのホルモンが分泌されにくくなり、体全体に影響を及ぼしてしまいます。甲状腺機能低下症やシェーグレン症候群などの自己免疫疾患も併発していきますので、自覚症状がこれらの疾患と同じものになります。

成長ホルモンが不足することによっても肌は乾燥し、皮膚が薄くなります。

下垂体機能低下症についてはこちらを参考にしてください。

http://ghw.pfizer.co.jp/adult/pituitary/index.html?position=header

 

糖尿病 (生活習慣病)

糖尿病は免疫力の低下を招きます。

細菌やウイルスにも感染しやすいので、様々な皮膚病にかかりやすくなります。

また、高血糖状態が続くことで血流が悪くなり、皮膚の乾燥やかゆみにつながります。

糖尿病についてはこちらを参考にしてください。

https://www.diabetes.co.jp/diabetes/about.aspx

 

腎臓病

腎臓の症状が与える肌への影響も大きいです。

糖尿病と同じく、肌のかゆみや乾燥が現れやすいのです。

これらはデルマドロームと言われる兆候です。

ほかには肝臓病にもデルマドロームが出現します。

腎臓病についてはこちらを参考にしてください。

http://jinnzoubyou.com/entry35.html

 

便秘 (生活習慣)

筆者は便秘を一つの疾患と考えています。

便秘は大腸がんのリスクを激増させますし、ニキビや吹き出物、アトピーや乾燥肌への関与もあります。便秘になると、体内に毒素が溜まり、それが血流にのって全身に運ばれてしまいます。

それがさまざまな皮膚トラブルを引き起こすのですね。

たかが便秘とあなどらず、きちんと対応しなければなりません。

便秘と乾燥肌の関係については、こちらを参考にしてください。

http://dryskin-care.com/cause/dryskin_cause_benpi.html

以上のことから考えると、自己免疫疾患や生活習慣病、内臓の状態が肌に与える影響がよくわかると思います。

本当に『肌は内臓の鏡』ですよね。

ほかにも皮膚科領域の疾患に

・ 皮脂欠乏症

・ 脂漏性皮膚炎

・ 乾癬 

などもあります。

これらの病気が元になっている乾燥肌の場合、いくらスキンケアに力とお金を注いでも、あまり意味がありません。

まずは根本の病気を治療することが最優先となります。

その上で、肌を保護するための保湿を対症療法的に用います。

 

 

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● 乾燥肌の改善方法

 

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乾燥肌に保湿をするというのはあくまで対症療法的見解でのケアだということ。

保湿だけを頑張ってみたところで、乾燥肌の根本的解決にはなりません。

がしかし、『正しいやり方での保湿』は肌を保護するために、やはり重要なんです。

その前にまずは、乾燥肌とはいったいどのような状態なのかを知るところから始めましょう。

乾燥肌とは…

乾燥肌とは、肌の水分と皮脂が少なく、皮膚が乾燥した状態にある肌質のことを言います。

皮膚の構造は、皮下組織、真皮層、表皮層の3層によって成り立っています。

体の一番外側を覆う表皮層は、基底層、有棘層、顆粒層、角質層の4層で成り立ち、その中でも一番肌の表面に存在しているのが角質層です。

表皮は基底層から有棘層に、有棘層から顆粒層に、顆粒層から角質層へと変化しながら押し上げられ、最後は角質層が垢となって剥がれ落ちます。これが肌のターンオーバー(生まれ変わり)といわれる現象です。

表皮層は常に入れ替わりながら、あらゆる外的刺激や異物(細菌・ウイルスまでも)をブロックし、体内の水分を保ちます。

表皮層の厚さは0.1~0.2ミリ、角質層はそのうちたったの0.02ミリ程度です。

角質層はこの薄さの中にもレンガで積み上げたような層を作って、表皮層をガードしています。

角質層はレンガを積んだ形状をしていますが、その隙間をくっつけているのが細胞間脂質(セラミド)で、角質層の水分を抱え込むようにしています。

さらに天然保湿因子が肌の潤いを保ち、皮脂が肌をしっとりとさせる働きをします。

乾燥肌は主にこの表皮層の状態が悪く、肌の水分を保持できない状態になっています。

肌が乾燥すると、外的刺激に弱くなります。

すると、ちょっとした刺激にも過敏に反応し、肌荒れを起こします。

荒れた肌はさらに乾燥しやすくなり、もっと刺激に弱くなります。

…これぞ、負のスパイラルですね。

乾燥するということは肌の健康にとって大変な敵ですね。

 

『だから乾燥するならまずは保湿、化粧水で水分をたっぷり与えてから油分でフタをしないといけない!』というスキンケア理論が昔から語り継がれているのです。

が、実はこれが、更なる乾燥肌へのステップだとご存知ですか?

 

筆者は大昔の若いころ、それを知りませんでした。

化粧品を買うと、カウンターにいらっしゃるきれいなお姉さまが

『化粧水をたっぷりとなじませてから、乳液やクリームの油分でフタをするんですよ』

とおっしゃるものですから、それを真に受けてせっせとやっておりました。

結果、全く改善しないどころか、更なる乾燥肌に…

しかし、愚かなる筆者はそれが間違いだとは思わず、化粧水をドバドバつかっておりました。

すると、ローションパックなどという、とっても効果ありそうな手法が流行り始めました。

おーぉ、ケチらずに使わないかんぜよ!コットンにドボドボと化粧水を含ませて顔に貼り付けまくりました。美容液も乳液もクリームもベタベタ塗りたくりました。

 

…結果、たくさんの化粧品代とお肌の水分が消えてなくなりました…

 

まず、化粧水をたっぷり使うと、お肌が一度はしっとりした感じになりますね。

これは、お風呂に入った時に指先がふやけてくるのと同じ現象です。

顔の皮膚は指よりも薄いので、ふやけてもしわしわになりません。が、たっぷりの化粧水をなじませた肌は確実にふやけています。

ふやけた肌はそのまま水分を保持することなく、すぐに蒸発して水分を失います。

たっぷりの化粧水をなじませれば、たっぷりの水分が蒸発していく…のみならず、肌内部の水分も一緒に蒸発していきます。

そこで油分を使ってフタ…となるわけですが。

油分に肌をラッピングする作用はありません。油分を塗ったところでフタにはならず、水分は蒸発していきます。

油分も少しは水分を保つ働きをするのです。が、それがほんの少々なんですよ。

角質層において、肌の水分を保持する働きをするのは、細胞間脂質が80%、天然保湿因子が8%、皮脂膜が2%の割合なのです。

最近、セラミドがもてはやされ、乾燥肌に効果的…とよく言われるようになったのは、

・ セラミドが細胞間脂質であること

・ 細胞間脂質=セラミドが角質層に存在すること

が理由なのです。

ヒアルロン酸やコラーゲンといった保湿成分は、確かに水分をある程度キープできますが、角質層に本来存在するものではありません。

これらは肌の真皮層で働き、水分をキープしたり、お肌のハリを維持したりする成分です。

ところが、化粧品の浸透は真皮層まで到達しません。(一部では到達すると言われる化粧品もあるようですが、薬事法により、そのような効果があってはいけないとされています)

いくらナノサイズのヒアルロン酸であろうと真皮層には浸透しませんし、仮に浸透したとしても、肌が持つヒアルロン酸と同質のものではないので、肌内部に定着しません。

一方でセラミドは肌に本来ある成分ですから、肌になじみがよく、角質層でしっかりと働いてくれます。

中でもセラミド1.2.3.5.6II…といった、後ろに数字がついているセラミド成分は『ヒト型セラミド』と言われ、効果が高いとされています。

さらにフィトスフィンゴシン、コレステロールをプラス配合したセラミド美容液は、肌のバリア機能であるラメラ構造に類似しています。

それによって角質層が整い、ささくれだったような乾燥肌にも効果を発揮します。

このセラミド美容液をスムーズに角質層まで浸透させるには、合成界面活性剤が必要だと言われています。合成界面活性剤も含まないセラミドだけでは、浸透力に欠けますので注意が必要です。(やたらと無添加を謳っているメーカーのセラミド化粧品は効果が低いということになります)

ヒト型セラミドを配合しているローション、美容液、オールインワンゲルなどをいくつかご紹介しておきます。

エトヴォス モイスチュアライジングセラム →セラミド高配合がポイントですね

 

 

 

メディプラスゲル →美容成分の種類が多すぎてすごいです…

 

 

 

明色エモリエント →筆者が愛用しております

 

 

 

アクアセラミドゲル →セラミド配合量は少ないですがバランスは良い配合、何より安価

 

 

 

デュプレール Wセラミドプラス馬油クリーム →大容量&安価ですので、全身のケアにも

 

 

 

 

ところで、セラミドを補給するのは大いに結構ですが、

角質層に存在している細胞間脂質の損失を防ぐことはもっと大切ですよね。

実は角質層、すでに死んだ細胞の層なのです。

あとは垢になって剥がれ落ちるだけの運命である角質層は、実に脆弱な存在です。

細胞間脂質や天然保湿因子は、ちょっとした摩擦やお湯や石鹸の洗浄成分などで『簡単に流出してしまう』のです。

熱いお風呂で長湯する、熱いお湯で洗顔する、石鹸をつけたナイロンタオルでガシガシ洗う。

こういった刺激は出来る限り避けたいものです。

ですが、汚れを溜め込んだり、垢を溜め込んだりしていても、肌はごわごわになります。

適度に落としながらも、過剰に落とし過ぎないケアが必要なのですね。

熱いお湯と摩擦は与えず、石鹸できちんと洗浄するようにしましょう。

そんなに汚れていないけど乾燥がひどい…そんな時は石鹸の使用も控えましょう。

角質層を守るケアも、保湿以前のスキンケアとして重要です。

 

 

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● 乾燥肌は体内からもケアすることが重要

 

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保湿は乾燥肌の根本的改善には至らない、対症療法的ケアであるということは、すでにお話ししましたね。

では、『乾燥肌の根本的改善』には何が必要でしょうか?

筆者が考える乾燥肌改善法は

・ 食生活の見直し

・ 生活スタイルの修正

・ 代謝をアップさせる

ことを軸にした、『体内からの改善』です。これらについて一つ一つ説明します。

 

・ 食生活の見直し

体は食べ物で作られていくものです。

いい加減な食生活をしていては、どんなに高級な美容液を使っていても効果を感じることが出来ません。

 

乾燥肌に効果が高いと考えられる栄養素と食材

 

ビタミンA(βカロテン)

ウナギ、あなご、サバ、イワシ、緑黄色野菜、卵、乳製品など

肌や粘膜の潤いを保ち、新陳代謝を活発にする

ビタミンB群

豚肉、レバー、卵など

肌を丈夫にし、炎症を抑える効果がある。新陳代謝も活発化

ビタミンC

野菜や果物全般

抗酸化作用が高く、肌が体内でコラーゲンを精製するときに必要な栄養

ビタミンE

ビタミンE強化卵、ゴマ、アーモンド、大豆、アボカドなど

別名『若返りビタミン』

高い抗酸化作用で、肌老化を防ぐ効果。血行を促進

αリノレン酸

青魚、アマニ油、えごま油

細胞膜やセラミドを作る原料になる栄養素。亜鉛と一緒に摂取するのが望ましい

亜鉛

牡蠣、赤身の牛肉、たらこ、卵黄など

細胞分裂に必要な栄養素。肌の代謝を上げる以外にも、体内で様々な働きをする

セラミド

こんにゃく、大豆、黒豆、あずき、ひじきなど

角質層で肌の水分を保つ働きのある細胞間脂質

食物繊維

野菜、果物、海藻、こんにゃく、納豆など

便通を良くして、腸内環境を整える

 

たくさんの栄養をバランスよく摂取することが重要です。

納豆がいいから…といって、そればかりを食べてしまうのも偏食になります。

偏った食生活は体にとって大きな負担となり、肌にも影響が出るのですね。

逆に乾燥肌の人が気をつけたい食べ物があります。

 

・ 砂糖の過剰摂取

・ 冷たい飲み物、食べ物

・ カフェイン、アルコール、香辛料の過剰摂取

 

これらに共通して言えるのは、『体を冷やす』という特徴があることです。

体が冷えると代謝が悪くなり、肌もカサカサになります。

試しに手を下腹あたりに当ててみてください。

おへその周りや下腹が冷たく感じるようでしたら『内臓が冷えている』ということになります。

食べ物を消化吸収する一方で、有害な物質は体内で処理されます。

過剰な脂質や塩分、糖質、アルコール、食品添加物などを処理するために、体は大量の水分を使います。

その分、肌の水分が減ってしまうということにもなります。

健康面で良くないとされることは、おおむね肌にも悪いと言えるでしょう。

健康肌は健康な体によって維持されます。

病気が原因であるなら、その病気を治療しなければ健康になれませんよね。

日常生活での何でもない習慣や、食事などにも気を配って、健康なお肌を手に入れましょう。

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