2016年4月14から始まった熊本地震。
以前被災者の方へ役立つ記事をと思い作成しました。
そして、前回は救援物資の送付方法等支援できる方法についてご紹介しました。
そんなことを調査していると、今回の地震を受けて、
今熊本県外に住んでいる私たちが今何ができるのか?
何をすべきなのか、何をしない方がいいのか。
そのあたりについて考えてみました。
関連記事
『給水ポイント(熊本地震)炊き出し、営業中入浴施設まとめ2016』
『熊本地震救援物資の送り方や送り先!必要なものと持込み方法まとめ』
『熊本救援物資を不足地域に必要なものを送りたい!方法はある?2』
①救援物資を送ること、情報提供をすること。
ツイッター等で、避難所で物資が不足していると色々な情報が流れてきています。
情報もナマモノであり、たった今の情報がすべてではありません。
刻一刻と情報は変わっていきます。
何か送付する場合には、常にSNS等で確認して送るようにしましょう。
送付先、送付するものは熊本市が指定しています。
また4/18より佐川急便が荷物の受付を再開しました。
4/21再追記
※当初送り先は↓であったんですが、熊本市への問い合わせが多く、支援に支障をきたすまでになったため、個人での配送は取りやめになっております。
詳細は下記HP参照ください。
http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&type=top&id=12513
それでも送りたいという方は↓をチェックしてください。
『熊本救援物資を不足地域に必要なものを送りたい!方法はある?』
追記
4/19 よりヤマト運輸が受付再開しました。
送り先
〒861-8012
熊本市東区平山町2776
「うまかなよかなスタジアム(熊本市支援物資係)」
必要物資
長期の避難生活に必要なもの
※出来る限り、ダンボール1個に1種類で梱包をお願いします。
・アルファー米(断水のため炊飯ができません)
・カップめんなど保存ができる食料品
・ウェットティッシュ
・おしりふき
・生理用品
・紙おむつ(大人用、子ども用)
・トレットペーパー
・粉ミルク
など
注意事項
別記事にも書いてますが、ダーボール一つにつき品目は1つにしてください。
外側に何が入っているのかわかるように明示してください。
被災者の方は食うや食わずの生活をされています。自己満足な救援物資はやめてください。
(寄せ書き、千羽鶴、古着等)被災者の目線になって送付ください。
詳細は↓参照ください。
http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&type=top&id=12513
やっと佐川急便が集配を始めましたが、未だ輸送に関しては混乱しているようです。
この場合にはむやみやたらと物資を送るのではなく、情報提供をしてはどうでしょうか。
今でもSNSを利用し、避難所間での品目の融通がされているようです。
例えば、あなたの親類が食べ物がなかったとして、近くの飲食店の炊き出しや営業状況の正確な情報が提供できたらと考えてみてください。
この場合あなたが救援物資を提供することと同じ効果があると思いませんか。
あくまで正しい情報というのが、大前提です。
被災者の中にはメディアに接することができない状況にいる方がいると思います、
その方に対して私たちが正確な情報を提供することで、
救援物資を送る以上の支援ができると思います。
②義援金、支援金を検討する
出典:http://www.nippon-foundation.or.jp/what/spotlight/tohoku_earthquake/infographics/
義援金と支援金の違いをご存知でしょうか。
詳細な違いは上記の表を見ていただきたいんですが、
義援金は被災者に直接そして公平に配分されますが、被災者の情報把握に時間がかかり配分までに時間を要します。
支援金は被災者ではなくNPO、ボランティア団体等の人命救助、インフラ復旧に役立てられ、支援団体が使い道を決めるため比較的早く使われます。
義援金、支援金のどちらがいいということはありません。
あなたがお金をどう役立てて欲しいのか、時間がかかっても被災者の方に直接役立つお金の使い方をしたいのか、
もしくは、今すぐにでも支援団体の裁量で役立てて欲しいのか、お金を拠出する前に考えてみるべきだと思います。
個人的な見解ですが、義援金は熊本県(http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15416.html?type=top)に、支援金は日本財団(https://kifu.www.nippon-foundation.or.jp/kmeq/index.html)が確実だと思っています。
最近義援金詐欺が横行しているので、きちんとしたところに対して行うのが一番だと思います。
また支援後は、きちんとどういった活動に使われたのか確認していきましょう。
③考えるということ、風化させないこと。
①、②ではとても具体的なことを書きました。
正直個人的には③考えるということが最も大事だと思っています。
被災者の方々は何を欲しているのか、そして何が私たちにできるの考えることが大事だと思います。
先日の銀座熊本館の長蛇の列には感動しましたし、例えばふるさと納税や一口城主に申し込むということも一つのいい答えだと思います。
たとえば、何も整っていない状態で、気持ちだけ全面に出してボランティアに駆けつることは、私は迷惑をかける行為だと思います。
大事なことは、被災者のことをきちんと考えて、正しいやり方がで私たちができることをすることです。
そして、このことを風化させないこと。
実は、今でも東日本大震災のボランティアを募集しているって知ってましたか?
復興したと思われがちな東北でさえ、ボランティアを募集しています。
まだ一週間も経過していないのに、すぐに風化することは考えづらいですが、
決してこのことは風化させてはいけません。
一個人がすることは小さなことでもいい、被災地、被災者のことを考えて、
自分が今日何ができるかを考え、行動することが一番の継続的な支援だと私は思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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