あなたは山の日ってご存知ですか?
2016年から適用される新しい祝日の一つです。
今回の記事では、山の日がいつ制定されたのか?
そしていつから始まるのか?なぜ8月11日となり、なぜ8月12日とならなかったのか。
山の日の由来や理由についても調査してきました。
いや〜、それにしても新しい祝日ってなん年振りなのでしょうか。
祝日が増えるってなんだかワクワクするのは私だけじゃないはず!
さっそく調査したことをご紹介していきますね〜!
山の日はいつからでいつ制定されたの?
まず、山の日は毎年8月11日です。
これは最近では珍しい日にち指定の祝日です。
そして山の日は2014年5月に制定されました。
ここで一つ疑問が浮かびます。
じゃあ、2015年から始めればよかったんじゃないの?
ということです。私もそう思いました。
しかし、それができない理由がありました。
理由は、カレンダーが間に合わなかったからです。
ちょっと笑うかもしれませんが、これ大真面目です。
私自身も知らなかったんですが、カレンダーは毎年翌年分を2月に制作しているそうです。
そのため2014年の5月の段階では、2015年のカレンダーが出来上がっているので、仕方なく2016年から適用することになりました。
山の日の由来や意味は?
山の日の意味というか趣旨は、
『山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する』です。
そして山の日を祝日にしようという動きは、2010年頃から始まりました。
日本山岳会が先陣を切って、山の日制定協議会を作り精力的に活動しました。
その精力的な活動の甲斐あって2014年5月に晴れて、祝日となりました。
ざっくりと言ってしまってすが、ここに至るまでに地方自治体との連携など様々なことをされています。
詳細気になる方は↓の日本山岳会のHPをご覧ください。
http://jac.or.jp/info/project/cat29/post-812.html
ここでふと疑問に思ったんですが、
こんな簡単に祝日って増えていいのか?ということです。
調べたら祝日は16日になるようです。
これは諸外国と比べると多い水準だそう。
意外と日本人って休むんだ〜!と思ったんですが、
ここは日本人の特徴がよく表れているというところのようです。
実は、諸外国の場合有給休暇を年間30日前後取得するのに対し、日本人はたった8日前後だそう。
そうなんです、日本人て私もそうですが、有休ってまず取れないですよね。
それだったらみんなで休んじゃおうってことで祝日が諸外国より多いんだそう。
なんだかすごい日本人らしいエピソードですよね。
山の日はなぜ6月にならなかったのか?そして8月12日ではなく11日の理由は?
実は山の日は当初6月初旬を予定していました。
なぜなら日本のほとんどの山が6月1日を山開きにしているからです。
さらに言えば、6月は唯一の祝日がない月でもあります。
毎年Facebookで騒がれますが、GWが終わると海の日まで祝日ってないんです。
だったら6月でいいんじゃないかという声が聞こえてきそうですが、
最終的には、6月は梅雨でもあり外出する機会が減る時期でもあり、
学校側でもこれ以上祝日が増えるとカリキュラムが追いつかないなどの理由などもあり、
学校への影響のでにくい夏休み期間中の8月となりました。
次に考えたのが8月12日でした。
なぜなら、お盆と繋げて4連休にできますし、企業としてもお盆休みと合わせることでそこまでの負担はないと考えたからです。
しかし、8月12日は日航機墜落事故があった日でもあるので反対が多くその前日である8月11日が山の日となりました。
そのため山の日が8月11日となった理由は、お盆休みの前で比較的企業側の負担が少ないためです。
これは、山の日をハッピーマンデーとしていないことからも明らかです。
他には、漢字がの八が山を表し、数字の11が木々を表すなんてこともあるようですが、
ここまでくるともうこじつけですね。
いずれにしても、祝日が増えるということはいいことですよね。
まあ、でもいつの日か日本でも簡単に有休が取れるような環境が整えばいいなと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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