2016年5月27日アメリカのオバマ大統領が広島を訪問します。
今回広島を訪問する意図や米国の反応、中国、韓国の反応、そして、日本国内の反応等ご紹介していきます。
今回私たちは、歴史的な日を目撃することとなります。
なぜなら、初めて、原爆を使用した唯一の国の大統領が、原爆の被害を受けた唯一の国のまさに爆心地に訪問するからです。
このことに一体どんな意味があるのか、考察していきたいと思います。
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オバマ大統領が広島を訪問する理由は?
ご存知ない方もいると思うので、
まずはオバマ大統領の今までの政策等を考える必要があると思います。
オバマ大統領は核廃絶を掲げてきました。
2009年4月にはチェコのプラハで核兵器廃絶のスピーチもされています。
そのときは、一部の反発がありましたが、世界からは高い評価を得ました。
このころから、オバマ大統領は広島への訪問の意向があったようです。
そして、2009年10月ノーベル平和賞を受賞することとなったんですが、
またそのときにオスロでスピーチをしたんですが、
このときのスピーチがあまりに中途半端なものとなってしまいました。
なぜなら、リーマンショックを発端として国内景気は最悪な状況にあり、
核廃絶しながらアフガンへ侵攻するという矛盾を含んでいたからです。
ちょっと、脱線してしまいましたが、
以前よりオバマ大統領は、核廃絶の思いを表明しており、2009年頃から広島へ訪問したいと思いがあったようです。
ただ、やはり国内世論と、あと米国では未だに原爆は戦争を終結させるために必要であったという論調があるため、
反対意見も多いことから、ずっと訪問を躊躇っていたのです。
今回訪問できた理由は2点あります。
- ケリー国務長官の後押し
- 大統領の任期
2016年4月にケリー国務長官が広島を訪問しています。
おそらくその話を聞いてやはり大統領のときに行くべきと判断したんでしょう。
それと、大統領の任期が2017年1月であることは確実に影響していると思います。
それでも、やはり米国の大統領が広島を訪問するとういうのは、
歴史的には本当に大きな1ページですし、相応の覚悟は必要であったと思います。
さて、海外の反応はどうだったでしょうか。
海外の反応は?
まず米国内では、広島訪問に反対する意見が多いようです。
理由としては、未だにアメリカでは原爆は戦争を終結させるために必要だったという認識があるようで、
あるアンケート結果によると約半数の方がそのような認識のようです。
ただ、若年層については、ネットの情報等もあり、支持しない層が増えていうそう。
次に、韓国、中国内での意見としても反対が多いよう。
2016年のケリー長官が広島を訪問したときも、反対が強かったんです。
そして今回のオバマ大統領の広島訪問も、
加害者が被害者ヅラするな
中国、韓国への謝罪が済んでない
といった意見があり、反発しているようです。
こういった海外の国々に一言言いたい。
一度広島や長崎に来て欲しい。
来たらわかる。謝罪がなんだとか、日本も悪いだとか、謝罪が必要だとか、
言いたいことわかるけど、原爆ってやはり絶対的な悪です。
一度原爆資料館に行けば分かる。
こんなものが正しいはずがない。
今回のオバマさんも是非原爆資料館にも行って欲しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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