今年も、スーパーの店頭に
青梅が並ぶ季節が来ましたね。
これを見ると、そろそろ夏だなぁと思います。
本格的な夏が来る前に、
青梅を使って梅酒をつけてみませんか?
なんだか難しそうに見える梅酒作りも、
作ってみると、案外簡単なんです!
自宅で作ると、自分好みに甘さなどを調整できて
とってもおすすめですよ。
一般的には、ホワイトリカーと呼ばれる
果実酒用の焼酎でつけることが多い梅酒ですが、
個人的には、日本酒ベースの梅酒もオススメ!
ホワイトリカーで作る梅酒と、
味わいも違って美味しいんですよ。
今回は、そんな日本酒ベースの梅酒について
まとめてみました!
●日本酒梅酒の特徴とホワイトリカーとの違い
●日本酒の種類による砂糖と漬けこみ期間について
●日本酒選びのポイントとおすすめ日本酒
●おいしい日本酒梅酒の手順と作り方
●保存期間、漬けこみ時期や飲み頃について
ぜひ、梅酒作りの参考にしてみてくださいね。
目次
●日本酒梅酒の特徴とホワイトリカーとの違い
まずは、ホワイトリカーと日本酒、
それぞれで作った梅酒の特徴を見てみましょう。
『日本酒』
日本酒でつけた梅酒の一番の特徴は、
【まろやかさ】です。
日本酒独特の甘みや柔らかさと、
梅の爽やかさが合わさって、
自然な甘さを感じられる梅酒になります。
日本酒の甘さを引き立たせるために、
砂糖の量を控えめにすることで、
よりヘルシーな仕上がりになります。
それも、嬉しいですよね。
『ホワイトリカー』
果実酒をつけるときに、
よく使われる焼酎です。
基本的に、雑味やクセがなく、香りもないので
果実本来の味を引き立たせることが出来ます。
ホワイトリカーを使うことで、
さっぱりとした梅酒を作ることが出来ます。
●日本酒の種類による砂糖と漬けこみ期間について
上でも紹介したとおり、日本酒ベースの梅酒の
オススメポイントでもあるヘルシーさですが、
実際、砂糖の量や漬け込み期間を見てみましょう。
基本的に、日本酒の種類によって変わるのではなく
ご自身のお好みで調整してください。
甘いものがお好きなら、砂糖を多く。
さっぱりしたものがお好きなら、砂糖を控えめに。
また、糖類が少ないと、熟成に時間がかかります。
その辺も、考慮しておきましょう。
大体の目安が、以下の通りです。
【甘め】
日本酒:1,800ml
砂糖:1kg
梅:1kg
漬け込み期間:1か月以上
【やや甘め】
日本酒:1,800ml
砂糖:500g
梅:1kg
漬け込み期間:4か月以上
【さっぱり】
日本酒:1,800ml
砂糖:0
梅:1kg
漬け込み期間:1年以上
●日本酒選びのポイントとおすすめ日本酒
では、肝心の日本酒の選び方です。
一番大事なことは、日本酒自体の
【アルコール度数】です。
アルコール度数が20度以上あるものでないと、
酒造法に違反してしまうので、要注意です!
市販されている日本酒は、20度未満のものが
大変多いので、きっちり確認しましょう。
そこをクリアしていれば、
あとはお好みで選べば大丈夫です。
ただ、やはりそのまま飲んでも美味しいものが
梅酒にしたときにも、美味しくなりやすいです。
また、初めて作る場合、色々迷ってしまいやすいので
おすすめとしては、【梅酒用の日本酒】です。
『梅酒用 日本酒 梅ちゃん』
『梅酒用日本酒苗場山(なえばさん)』
梅酒や果実酒用に作られているので、
梅の香が引き立ちやすく、
美味しい梅酒ができますよ!
●おいしい日本酒梅酒の手順と作り方
それでは、梅酒の作り方を見てみましょう。
・びんを熱湯で消毒し、水気を吹いて完全に乾燥させる。
・青梅を水で洗う。
・1時間ほど、水に漬けてアクを抜く。
・梅をざるにあげ、水気を拭く。
・竹串で、ヘタを取る。
・梅と砂糖を、交互に入れていく。
・日本酒を注ぐ。
・時々ビンを振り、漬け込む。
ビンや梅に水気が残っていると、
腐敗しやすくなってしまうので、注意しましょう。
ヘタを取る時にも、
一つずつ水気を拭いてくださいね!
●保存期間、漬けこみ時期や飲み頃について
青梅が店頭に並び始めるのは、
毎年5月ごろです。
青梅自体の旬がとても短いので、
「浸けてみよう!」と思ったら、
すぐに用意しましょう!
6月ごろには、完熟梅になっている場合が多いですよ。
飲みごろは、漬け込む際の砂糖の量にもよりますが、
3か月~半年ほどで飲めるようになります。
日本酒ベースの梅酒は、アルコール度数が低く
傷みやすいと言われているので、
梅自体は、3か月から遅くても1年以内には
取り出してくださいね。
●まとめ
いかがでしたか?
ホワイトリカーや焼酎でつけるイメージが強い
梅酒ですが、日本酒ベースで漬けると
とても味わい深い梅酒が出来上がります。
何度か試しているうちに、
自分好みのレシピが出来上がっていくのも
とても楽しいですよ!
ぜひ、今年は梅酒作りに挑戦してみてくださいね。
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