リスケ中の資金繰りって大変ですよね。
私は元銀行員なので、そのあたり分かります。
債務超過の状況で、ノンバンク以外からの資金調達ができるのか。
そのあたりご紹介します。
なぜ資金不足になるのか、資金繰りを改善する
一刻も早く資金調達を急がれている方はこの章は飛ばして、次章からご覧ください。
私は、元銀行員なので、実際に会社を運営したことはないので、
芯を喰った話はできないかもしれませんが、
それでも銀行の法人営業をしていて、何百社の決算書や試算表、資金繰り表をみてきたものとして、基本的なことを述べたいと思います。
シンプルに考えると、資金繰りを改善しようとすると4つの対策しかありません。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 回収を早める
- 支払を遅らせる。
もしこの対策をどれもとられていないのであれば、今すぐ着手することをオススメします。
何より中小企業の方々で多いのが、資金繰り表を作成していなことが非常に多いことです。
もし時間があるのであれば、資金繰り表を早急に作りましょう。
受注に余裕があったり資金が潤沢だったりするとどんぶり勘定でも構いませんが、
いつ資金不足になるのかがわかるとその対応策が変わってきます。
話は戻って、先ほどの4つの対応策ですが、
1.収入を増やすと2.支出を減らすは分かりやすいですね。
売上を増やすのか、経費を減らすのかの話です。
経費については、過去記事書いてますので、気になる方は↓チェックしてください。
『経費削減策や方法とアイディア!会社病院篇!人件費以外の具体策!』
そして、3回収を早める、4.支払を遅らせる。ですが、
ここからは相手の交渉になります。
受取手形の割合を減らして、現金の割合を増やしてもらう。
買掛金を一部手形にしてもらう。
銀行に条件変更を申し込む。
取引先に支援してもらう。
考えられることはたくさんあります。
そして覚えていて欲しいのは
資金繰りの改善はあくまで応急措置である
ということです。資金繰りを安定化させた後は、きちんとビジネスモデルと向き合いましょう。
今のビジネスモデルは成り立つのか、
他の分野への参入や他の販売先の開拓、お金のかからない集客方法の検討等考えるべきことはたくさんあります。
元銀行員として優秀な経営者の方と接していて思っていたことは、
必ずなんらかの挑戦をしているということ、挑戦し続けなければ、現状維持すら難しいということを知っていること。
実際現状維持を志向すると、売上は下降していきます。
種まきも含めて、いろんな新しいことをしながら挑戦し続けることで初めて売上を維持することが可能になります。
webでの集客等お金がかからないで挑戦できることって意外とありますので、
そういったことも頭の隅に置いておくといいかもしれません。
条件変更中、無担保でどうやって資金調達するか。
1つ認識していて欲しいのは、まず条件変更中は基本的に銀行から借入はできません。
そして、ノンバンクから借入をすることになるんですが、
ノンバンクから借入をした場合、銀行から融資はまず下りません。
どっちにしろ、銀行から借入できないのであれば、一緒じゃないかと思うかもしれませんが、
銀行によっては、条件変更が解消して、ノンバンクからの借入を返済してもしばらくは資金調達ができない場合があります。
なので、長期的な視点に立つと、どうしてもノンバンクからの借入はしない方がいいです。
もしするのであれば、法人ではなく、代表者個人でして会社に貸し付ける形態がベターです。
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ただ個人でのノンバンク借入になると、1百万円前後が限度だと思います。
事業をしているとそれでも資金不足になることが多々あると思います。
じゃあどうするんだ!と思うかもしれませんが、
個人的にファクタリングがベストだと思っています。
ファクタリングって何?と思うかもしれませんが、簡単にいうと、
売掛金を現金化するということです。
日本ではあまり浸透していませんが、欧米では結構普通に使われている手法になります。
そして、メガバンクを中心に日本でも行われいるんですが、
未だに世間一般には浸透していません。
メリットとしては、
債務超過、赤字でも無担保で資金調達ができる。
決算書上も借入とならない。
申し込みから審査まで期間が短い。
などいいことづくめです。
ただ、デメリットとしては、
銀行融資よりも手数料が高い。
といったことが挙げられます。
そして、ファクタリングの場合3社間ファクタリングと2社間ファクタリングがあるんですが、
2社間ファクタリングの場合だと売掛先に対して通知することがないので、
誰にも知られずに資金調達をすることができます。
ファクタリングについてより詳しく知りたい方は別のサイトになりますが、下記ページをご覧ください。
また、早急に見積もりをされたい場合には、下記サイトで見積もりされてください。
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ファクタリングの場合、法人のみや年商7000万円以上など申し込みに要件があるケースが多々あります。
申し込んでみたものの、要件が合致してなかったとなると二度手間になるので、
ひとまずこちらから見積もりされるのが一番早いですし、簡単です。
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ファクタリングは非常に魅力的な資金調達手法ですが、
あくまで一時的な応急措置であることは念頭に置いておいてください。
長期的な視点に立てば、ビジネスモデルを見直すということが業況の改善には必須になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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