銀行融資をリスケつまり返済条件の変更を行っている時に資金調達は可能なのかご紹介します。
私は元銀行員で色んな法人の経営者様と接してきましたが、
優秀な経営者の方ほど色んな資金調達や資金繰りの仕方を熟知されてます。
今回はリスケ時や税金滞納でも資金調達をする方法のお話をします。
銀行員は決算書の何をみているか?
一般的には、優良企業とは流動比率や自己資本比率の高い企業を指すイメージがあります。
もちろんそこも重要ですが、結局は今までの利益の蓄積でしかありません。
最も銀行が注目しているのは、収益力です。
借入金を返す力があるのかというものを注目しています。
収益力とは、簡単に言うと、現金として残るはずのもののことを指します。
つまりは、利益+減価償却費 = CF です。
借入金 ÷ CF
で算出することで、借入金を約何年で返すことができるのかをざっくりと算定できます。
この年数が短いほど収益力の高い企業であると判定しています。
ただし、この説明には、必要運転資金の概念や現預金の概念がないので、
かなり簡単な説明だということにご留意ください。
このあたりを意識すると、銀行から評価が変わると思います。
と簡単に言ってますが、実際は収益力を上げることが必要ですので、
非常にハードルが高いですよね。
ここは結局ビジネスモデルを見直すことが重要になるので、
長期的な視点で考える必要があります
考え方としては、
既存事業の深度を高める。
既存事業の商品の水平展開を考える。
既存事業の販売の新規開拓
新規事業への着手
新たな集客手法の検討
ビジネスモデルの再考には、考えることは非常に多岐に渡ります。
真剣にご自身の事業を見つめ直しことがありますか?
これを機会に一度検討するといいと思います。
ただ、現状で資金繰が多忙だとそんなことを検討する余裕もないと思いますので、
次章で紹介する方法を利用してみてください。
どうやって資金調達するか?
まず前提として、リスケしている場合に資金調達は基本的にできません。
なぜなら、そもそも返せないので、条件変更しているのに、新たに融資して返ってくる見込みが立たないからです。
ただ、事業継続にどうしても必要な設備や導入すると経費の激減が見込まれる場合には、
検討する場合がありますが、運転資金という名目での新たな借入は困難であると認識してください。
それでもやはり突発的に資金が必要になる時があると思います。
その場合は担保を提供するしかありません。
担保って土地や建物はすでに入ってるよ!と思いました?
現在は金融手法がたくさんあって今まで担保に入れなかったものが担保に入れることができます。
たとえば、在庫や売掛金です。
在庫でいえば、ABL。
売掛金でいえば、ファクタリングです。
ABLについては、制限があったり評価に時間がかかったりと資金調達には少し時間がかかります。
利便性を考えると資金調達では、ファクタリングが一番早いです。
早い場合には、3日前後で資金調達ができてしまいます。
さらにいえば、売掛金の現金化ですので、財務内容を悪化させません。
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ファクタリングの場合、法人でないといけない、年商7000万円以上ないといけないなど、
いくつか条件があるケースがあるので、ひとまずこちらに申し込んだ方が楽です。
申し込んで実は要件に該当しないと言うケースがありませんので。
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ファクタリングは非常に魅力的な資金調達手法ですが、
あくまで一時的な応急措置であることは念頭に置いておいてください。
長期的な視点に立てば、ビジネスモデルを見直すということが業況の改善には必須になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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