寒さから体を守るには、首元を暖めると効率的です。
そこで大活躍してくれるのが、マフラーやスヌード、ネックウォーマーなどの防寒小物です。
スヌードやネックウォーマーと違い、マフラーは巻き方次第でとても可愛く個性的になりますよね。
どうせ巻くなら、他の子がやっていない巻き方をして注目を集めてみたいものです。
マフラーを巻く→ワンループorぐるっと巻き
学生さんに多いパターンですよね。確かに無難ですけど、こればっかりではつまらない。
『それどうやって巻いてるの?』
と聞かれるような可愛い巻き方を、今回は大特集していきたいと思います。
ところで、です。
今回はショートマフラー篇という特集なのですが、実は筆者、
『ショートマフラーほとんど持っていません…涙…』
結構探してみたのですが、出てくるのは大判のストールやニットのロングマフラーばかり…
ショートマフラーと言えば、春夏に使っている今治タオルマフラーのみでした…(笑)
ですが、ショートマフラーの可愛い巻き方を調べているうちに
『ショートマフラーとってもいいじゃん、これは一つ欲しいな』
と思うようになりましたです。はい。
ショートマフラーとかロングマフラーと言いますが、その長さに厳密な定義はないようです。
筆者個人の手前勝手な規格では
・ フリンジを除いた長さが180センチ以上あるもの→ロングマフラー
・ フリンジを除いた長さが160センチ程度のもの→ミディアムロング
・ ミディアムロングよりも短いもの→ショートマフラー
と定義しています。
ただし、マフラーの素材にもいろいろありますし、その厚みや幅によっても『長さの印象』が大きく変わってくるので、一つの目安として考えます。
今回はショートマフラー篇ですので、長さが150センチ以下のマフラーで出来る巻き方を中心に、いろいろご紹介していきたいと思います。
● 可愛いショートマフラーの巻き方 10選
筆者がショートマフラーをあまり持っていない理由の一つに
『いろんな巻き方がしたいけど、長さがないからアレンジしにくい』
というものがあります。
が、工夫次第で可愛い巻き方もできるんですね。これはもはや新しい発見というべきでしょうか。
ここでは、ショートマフラーに向く巻き方と一緒に、おすすめのマフラーも一緒にご紹介していきたいと思います。
この巻き方にはこんなタイプのマフラーが合う!というものをピックアップしていきますので、良かったら参考にしてくださいね。
その1 結び目通し
幅を細くするように折り、真ん中に結び目を一つ作ります。
結び目を前にしてマフラーの両端を首の後ろで交差させます。交差させた両端は前に持ってきて、それぞれ結び目に通します。
これは簡単でシンプルなやり方ですが、とてもかわいく見えますね。
筆者の所持する数少ないショートマフラー(タオルマフラー)で巻くとこんな感じです。
パシュミナの大判ストールを『首』に見立てて…(笑)。見づらかったらごめんなさい!
詳しいやり方動画
これは、スカーフでの巻き方ですが、マフラーでも同様の巻き方をすることができます。
始めに、幅を細くするために折りますが、ここで『じゃばら折り』にすると仕上がりがリボンのようになります。
(先の見づらい画像では適当に折りましたので、きれいになっていません…)
マフラーの端から端までをきっちり折るのは面倒ですし、難しいです。
結び目を作るマフラーの中央付近だけをきれいに折って、結び目を作っちゃえば問題なしですよ。
こちらの巻き方におすすめのマフラーはこんなタイプ
長いマフラーで巻くよりも、ギリギリ巻ける!くらいのショートマフラーの方が可愛く見えますよ。
結び目作って巻いたら、『長さ足りねーじゃん!』という場合。
結び目を小さめに作るときれいに巻けます。きちんと折ってから結ぶとコンパクトな結び目になります。
その2 スヌード巻き
マフラーの角を対角に折り、端を結びます。この時、マフラーが短ければ、しっかり伸ばすようにしてください。
(斜め方向にはよく伸びます)
これを頭からかぶって一回ねじり、もう一度かぶるとスヌード巻きになります。
大人っぽい雰囲気にも、可愛い雰囲気にもなる、おしゃれな巻き方ですよ。
詳しいやり方動画
4つ目のスヌード巻きを参考にしてみてください。…と言いたいところなんですが
これ、実をいうと、ショートマフラーでやるのはキツイですよね。
そこで筆者流『コロンブスの卵』です。
マフラーの角を対角に折り、一回ねじります。それを肩にかけて前でクロスさせ、後ろで小さく結びます。結んだら形を整えて…
ほら、同じ形になりました。(どや顔)
これならヘアスタイルもメイクも乱れませんし、コンパクトなスヌード巻きが可愛く決まります。
この巻き方におすすめのマフラー
こういう薄手のマフラーを選ぶと上手く行きます。リバーシブルだとさらにおしゃれです。
もちろん、普通のチェック柄マフラーでもできます。その際は二つ折りになったマフラーを広げてからやってみてくださいね。
その3 後ろで結ぶだけの一重巻き
長さが短いマフラーだと、ぐるぐる巻く長さがありません。
そういう時はさっと結んで、結び目を後ろに回しましょう。
いっそ、思い切って短いサイズのマフラーを使う方が可愛いんじゃないかと思います。
この巻き方におすすめのマフラーはこんなタイプ
短いので、逆にほかの巻き方が思いつきません…
その4 ネクタイ結び
ネクタイの結び方で、マフラーを使います。
これはロングマフラーだとかえって垢抜けません。
ポイントはきっちり巻き過ぎないことと、上下の端の長さをあえて『きれいに揃えない』ことです。
通常のネクタイでは、下に来る方の端が短くなるように結びますが、マフラーでそれをやると可愛くもなんともありませんよね。
マフラーのネクタイ結びでは、下に来る方の端がちょっと長めになるように結びます。
そうすることで、マフラーの端を広げたときにティアードスカートみたいになります。すごく可愛いです。
ショートマフラーの方が断然可愛くなる巻き方ですよ。
ネクタイ結び
この巻き方におすすめのマフラーはこんなタイプ
チェックのマフラーをネクタイ結びにすることで、トラッド&キュートになりますね。
その5 ループ通し
この名称が正しいかどうかはわかりません(笑)
マフラーを前から後ろに回して、後ろでクロスしたら端を前に持ってきます。
その両端を前側のループに通して完成。
簡単ですが、短いマフラーでも可愛くできますよ。
やり方はこんな感じ
筆者が言っているやり方とは若干違うかもしれませんが、仕上がりは同じですね。
この巻き方はどんなマフラーでもうまくできますが、おすすめはこんな感じ
その6 かぎ結び
結び目が特徴的なふんわりとかわいい印象の結び方です!!
マフラーを二つに折り、片方を長くして1周巻き付けます。
短いほうが上になるようにクロスさせ持ち上げて差し込むだけ!
詳しい結び方はこちら!
長すぎるとバランスがむずかしいので、
短いマフラー向きの結び方だと筆者は思います!!
下に垂れ下がる長さが短いほうが、
リボンみたいにボリュームが出てかわいいですよ。
きつく締めずにふわっと巻くのがポイント!!
この巻き方にはこちらのマフラーがおすすめ!!
かぎ結びにはチェック柄がよく合いますね!!
シンプルなコーデのポイントにもなるし
革ジャンなどとあわせて甘辛コーデにしても映えると思いますよ!!
簡単なので挑戦してみてくださいね!
その7 エディター巻き
エディター巻きはあまり聞きなれない言葉ではありますが、
定番の巻き方です!!
筆者もよくやる巻き方ですが、
エディター巻きというのは知らなかったです!(笑)
ショートマフラーでもお洒落に巻けるのでお勧めですよ。
首に一周巻き付けて両端を垂らして形を整えるだけなので
巻き方というほどでもないほど簡単です!!
動画でもチェックしてみてくださいね!!
無地のマフラーならシックに決まりますし、
柄物のマフラーでも存在感があっていいと思います!
巻き方は非常にシンプルなのでマフラーの柄や質感によっても
違う印象になるのでいろいろ試してみるといいと思います。
あまりきつく巻きすぎないのがポイントです!
男性にも女性にも合わせやすい巻き方なので
是非お試しください!!
その8 後ろ結び
後ろ結びもチェックしておきましょう!!
女子高生など若い子にも人気の巻き方ですよね!!
若々しい印象になるので女性にもおすすめ!!
結び方も、
首に一周巻いて前で結んで結び目を後ろに回すだけなので
非常に簡単です!!
長さのあるマフラーでやっても素敵ですが、
短いマフラーのほうがバランスがいいのではないかと思います!!
この巻き方におすすめのマフラーはこちら!!
首回りにボリュームが出る巻き方なので肌触りのいいものがおすすめ!
カシミヤのマフラーは上品で素敵です!
大人っぽいコーデにもいいですね!!
ジャケットスタイルやスーツにもよく合う巻き方なので
通勤にもおすすめですよ!
その9 ピッティ巻き
首元のボリュームがかわいいピッティー巻もおすすめ!!
シンプルな洋服のコーデの主役にもいいですし、
チェスターなど上品なコートにもよく合うので、
覚えておくと使える巻き方だと思います!!
巻き方
マフラーを片方を長めにとって肩にかける
長いほうを首にひと巻する
短いほうを巻いたストールの内側から持ち上げて輪を作り左端を輪に通す
形を整えて完成
ロングマフラーでももちろんかわいいですが、
ショートマフラーでも巻けます!!ロングの時とは違った印象で楽しめるかも!!
おすすめのマフラーはこちら!!
ストライプ柄でまくとよりお洒落な印象になると思います!!
結び目を横にしたりしてアレンジしても楽しめますよ!
その10 ねじねじ巻き
ちょっと変わった巻き方をしたい方には、
ねじねじ巻もお洒落で素敵です!!
中尾彬さんが巻いていたのでお馴染みのあの巻き方!!
彬巻きともいわれているんだとか。笑
ツイストともいわれています。
いろんな名前があるんですね~。
巻き方
真ん中をねじる
ねじりがとれないようにして首にかけ、ひと結びする。
片方ずつ時計回りにねじる
今度は逆の方向にねじる
右手に持っている端を結び目にしまい完成!!
ねじねじまきは薄めの生地がおすすめです!!
基本的にはねじるだけなのでショート丈のマフラーでも
十分かわいく巻けますよ!!
ですが、150cmだとちょっと厳しいかもしれないので、
170cm程度のマフラーを使うといいと思います。
定番の巻き方に飽きてきたら是非試してみてくださいね!!
簡単なのにいつものマフラーとは違う印象になるので面白いですよね!
シンプルにTシャツと合わせても素敵ですし、ジャケットにもあいますよ!!
薄めのマフラーがありましたら是非挑戦してみてくださいね!
● まとめ 可愛いマフラーの素材はこれ!
可愛いショートマフラーの巻き方について、紹介してきましたがいかがでしたか?
ロングマフラーのようなボリューム感とは別の可愛らしさが、ショートマフラーにはありますよね。
個人的にマフラーはロングマフラーに限る!という筆者ですが、今回この記事を書きながら
『ショートマフラーもいいな♪』と思うようになりました。
ショートマフラーの『主張しないアクセント』的な存在感がすごくいいですね。
ショートマフラーで多い素材というと、毛織物やニット、フリース生地やファー素材などが多くを占めていると思います。
個人的に『若い女の子が巻いていて可愛い♪』と思うマフラーの素材や色は
・ ざっくりしたニット素材
・ スタンダードなチェック柄の毛織物
・ アイボリーやネイビーの定番色、またはビビットカラーの無地
手作りが得意な女子には、編み物や裁縫もおすすめです。
可愛い毛糸を使って編んでみるのもいいですし、フリース生地を買ってきてショートマフラーを作るのもいいです。
マフラーは細長の長方形ですから、何も難しくなくていいですよね。
手作りは絶対のオリジナルアイテムになります。
自分が使いやすいと思うサイズや色を『材料から選ぶ』というのが手作りの楽しみかもしれません。
ところで。
最近は今治タオルマフラーが定番アイテムの一つになってきています。
春夏に紫外線対策として愛用するおばちゃん…いや、もとい、女性の方が増えています。
→こんな感じのタオルマフラーです。先の画像でもお見せしたショートマフラーと同じタイプですね。
タオルマフラーはたいてい“薄手のショートサイズ”です。たった今、これを秋冬にも使えないかと考えた筆者が編み出した方法は
『色違いで2枚のタオルマフラーを“重ねて”使うor”つなげて使う“』
というものです。
2枚使いにすることで、ウールにも負けない暖かさが実現します。
色違いを使うことで可愛くオシャレにまとめることが出来ます。ただのワンループだって、可愛くオシャレになります。
元が薄手のタオルマフラーですから、とても軽いです。
パシュミナストールを首に代わりにしたら、よくわからなかったので…。
和柄の生地を使ってみました…配色がイマイチですみません…(タオルマフラーもそんなに持ってないんですよ…)
端を結んでつなげればコットンのロングマフラーに、重ねれば分厚いコットンのショートマフラーに。
意外にバリエーションも広がりそうですよね、配色さえよければですけど(笑)
(重ねるときは2枚をずらして重ねることで、長さや幅を微調整することも可能です。)
ウールやカシミヤが主流になる冬に、保温性の高いコットンマフラーを使うというのは実に個性的ですね。
おしゃれ上級者の女子におすすめします。
敏感肌で化繊やウールが『チクチクする!』という人にも、コットンマフラーはおすすめですよ。
ストールやマフラーは、結構お安い値段で売っているものを見かけることが多いですよね。
それだけ安く手に入るものなら、思い切っていくつかそろえてみるのも手です。
オシャレに使いこなせるようになるには、いろんな素材のいろんなサイズで、いろんな巻き方を試してみることが一番ですからね。
その中で自分に似合った巻き方を見つけていけば、寒い冬も楽しく、暖かく過ごせそうです。
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