何を隠そう、筆者はその昔3年ほど、某書店にて書店員をやっておりました。
(冒頭からいきなり何?と思われた方、すみません。)
3年ほどという短期間ではありましたが、それはそれは楽しいお仕事でございました。
筆者が勤めていた書店は姫路ではありませんでしたが、もともと本屋さんは大好き♪な性分。
姫路駅前に出かけては、絶対に立ち寄る書店があります。
そこで今回は、筆者の庭『姫路駅周辺の本屋さん』をいくつかご紹介させていただきたく存じます。
電子図書の時代が来ても、紙の本はなんだかいつも手元にあるもの。
ちょっとした時間つぶしや、探している本を求めている方に参考となるよう、頑張ってまいります。
では、いざ書店巡りの旅へ!(って、そんな大げさなものでもないですね、あはっ)
目次
・ジュンク堂書店 姫路店
・宮脇書店 姫路店
・未来屋書店 姫路リバーシティー店
・喜久屋書店 姫路店
・山陽ブックセンター
・浅野書店
・大塚書店
・岩崎書店
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ジュンク堂書店 姫路店
http://honto.jp/store/detail_1570026_14HB320.html
ジュンク堂が姫路に上陸してからもう20年くらいになるのでしょうか。
今はなき姫路フォーラス~駅ビルフェスタへの移動を経て、今は姫路駅ビル『ピオレ』の2階に。
現在、姫路になくてはならない大型書店となりました。
コミック、児童書、学習参考書、文芸・文庫から実用書、そして専門書まで。
姫路でここまで幅広い品揃えをしている書店は、ここをおいてほかにありません。
店内にはベンチを設置して、立ち読みならぬ座り読みが出来るようになっています。
シーズンごとのフェアも充実していて、飽きることなく楽しめます。
ちなみに筆者は大昔、まだ10代のころ、姫路にジュンク堂がなかった時代は神戸まで出かけていました。
それが姫路駅前に来た時の喜びはいまだに覚えています。
姫路駅の上という立地もあり、電車の時間待ちや電車を降りてからの寄り道にぴったりな本屋さんでもあります。
筆者は柴田書店という、プロ向け出版社が出している料理本が好きで、よく見に行っては買ってしまいます。
文芸では某作家の全集を大人買いして、一度に10万円以上を払ったことも。
本棚に収めてこれほど悦に浸れるものはありませんなぁ…ジュンク堂様様です。
ジュンク堂書店 姫路店
〒670-0914
兵庫県姫路市豆腐町222 ピオレ姫路ヤング館2階
電話 079-221-8280
営業時間 10:00~21:00
定休日 駅ビルピオレの定休日に準ずる
宮脇書店 姫路店
http://www.miyawakishoten.com/store/miyawaki/kinki/hyogo/2867009660.html
イオンタウン姫路の2階にある書店です。
ジュンク堂ほどのアクセスの良さ、品揃えはありませんが、中規模で『本が探しやすい』書店です。
イオンタウンですので、駐車場も完備。車でご移動の方にはありがたい本屋さんではないでしょうか。
筆者はこのお店に、先日行ってきました。
役に立ちそうなビジネス系書籍を探していたのですが、『●●な感じの本』と聞くと、若い店員さんはうろたえていましたね。タイトルがわからないと検索できません…とかって感じでした。
いやぁ、悪いことをしましたね、私ったら。
結局は男性の店員さんがビジネス書の棚に来て、探してくれました。とても感じが良かったです。
宮脇書店 姫路店
〒670-0966
兵庫県姫路市延末435-3イオンタウン姫路2F
電話 079-226-9850
営業時間 10:00~21:00
定休日 イオンタウン姫路の定休日に準ずる
未来屋書店 姫路リバーシティ―店
http://www.aeon.jp/sc/himeji-rivercity/shop/store/service-234.html
姫路駅から山陽電車に乗って3つ目の『飾磨(しかま)駅』から徒歩10分のところにある、
イオン姫路リバーシティーの3階にある本屋さんです。
未来屋書店はイオン系列の会社で、児童書の品揃えと売り上げに定評があります。
こちらの店舗は大きく増床した模様ですね。200坪というのはかなりの広さです。
児童書の定評が高いとあって、『子供が喜ぶ』しかけ絵本や、知育玩具のようなものもたくさんあります。
他の分野では『流行に敏感』な印象です。
その時に売れる物をしっかりと品揃えしているので、新聞で見た!テレビでやってた!というネタや、メディア化(映画・アニメ・ドラマ化)した作品も手に入れやすいです。
もし売り場になくても、出版社や取次に問い合わせてくれますし、全国の未来屋書店の在庫から回してもらえたりもします。
こちらもいろんなフェアをこまめにやっている書店ですね。筆者も大好きな書店のひとつです。
未来屋書店 姫路リバーシティ―店
〒672-8064
兵庫県姫路市飾磨区細江2560番地
電話 079-243-0886
営業時間 9:00~22:00
定休日 イオン姫路リバーシティ―の休日に準ずる
喜久屋書店 姫路店
https://www.blg.co.jp/kikuya/shops/himeji/index.html
姫路にある大手の書店、最後は喜久屋書店ですね。
姫路駅からですと車で10分ほどの場所になるでしょうか、『ザ・モール姫路』の4階にあります。
こちらは児童書と実用書に力を入れている書店…といった感じでしょうか。
ショッピングモールにある書店なので、やはり児童書などがメインになりますよね。
正直申し上げて、筆者は未だ行ったことがありません。ですので詳細は申し上げられないというのが本当のところです…(すみません)
喜久屋書店 姫路店
〒670-0055
姫路市神子岡前3丁目12-17(ザ・モール姫路4F)
電話 079-295-1016
営業時間 10:00~20:00
定休日 ザ・モール姫路の休日に準ずる
山陽ブックセンター
http://www.sanyo-dp.co.jp/floorguide/5f.html
山陽百貨店というローカルデパートの西館5階にロフトがあります。
さほど大きくない店舗ですが、そのこじんまりとした感じが筆者好みで、よく訪れます。
そのロフトを出て、ふとよそ見をしたら、そこに小さな本屋さんがありました。
いや、ほんとに、よそ見をしないと気付かなかったレベルの小さな書店なのです。
何だか、売り場の隙間を埋めるために存在するかの如くです。
お客さんも少ないし、品揃えは…このスペースじゃ仕方ないやん…としか思えません。
ちゃんと取次(書籍の問屋さん)は入ってるんやろか?頼んだらお取り寄せとか、してくれるんやろか?っていうか、何でこんなところにこの規模で書店やってんねん?もはや謎だらけです。
ですが、一つ利点も。
『雑誌を買うだけなら最適』
レジも混雑していませんし、ロフトに行ったついでに寄るには構いませんものね。
…というわけで、欲しい雑誌を見かけたら買う…といった位置づけのお店です。
山陽ブックセンター
〒670-0912
兵庫県姫路市南町1 山陽百貨店5階
電話 079-223-1262
営業時間 10:00~19:30
定休日 山陽百貨店の休日に準ずる
浅野書店
http://asanobookstore.jimdo.com/
私が子供のころ、もっと小さい本屋さんだった記憶があります。
こちらの書店を一言で表すと『学び』です。
メインの商材が『一般の書店では扱いのない塾教材』や『地域の学校の教科書』。
また、医療事務やパソコン検定などの専門教材なども取り揃えています。
写真を拝見して感動したのが、教材見本を閲覧できるというコーナー。
まるで図書館のレファレンスサービスではありませんか。ここに教材を探しに来るお子様は間違いなく、素晴らしい学習になることと思いますよ。自分に合った教材を見つけることも学習になりますからね。
もちろん、雑誌やベストセラー・文庫も取り扱っています。
浅野書店
〒670-0906
兵庫県姫路市博労町123
電話 079-293-0635
営業時間 9:00~19:30(月~金曜日)
10:00~19:00(土・祝日)
定休日 日曜日、正月1.2.3日
大塚書店
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SF/ShotenHome?shotenCode=69209&List&TohanShotenHome
ジュンク堂という、ガリバー的存在の大型書店がやって来る前。
姫路駅前みゆき通りには新興書房という、結構大きな書店がありました。
その裏手で、ひっそりと佇むようにお店を開いていたのが、この大塚書店です。
ジュンク堂がやって来て以来、新興書房はいつの間にか、跡形もなく消え去りました。
ほかにも誠心堂や三耕堂といった書店が、姫路駅前みゆき通りから姿を消しました。
しかし、この小さな小さな大塚書店は、今も変わらない場所で営業を続けているのです。
町の本屋さんが大手に飲み込まれず、生き残っていくために必要なもの。
浅野書店や大塚書店を見ていると、なにかわかるような気がしますね。
本を介して人と人がふれあいを感じる。そんな魅力のある書店だからこそ、今も健在なのでしょう。amazonにそのふれあいはありません。
大塚書店
〒670-0927
兵庫県姫路市駅前町264
電話 079-222-3963
営業時間 8:30 ~ 21:40 土曜日、日曜日、祝日は 20時閉店
定休日 元旦 、 1/2、 5/5休
岩崎書店
http://bookstore-guide.net/%E5%85%B5%E5%BA%AB%E7%9C%8C/%E5%A7%AB%E8%B7%AF%E5%B8%82/13850/
姫路は本町商店街に今もある、『姫路でもっとも古い古書店』
本町商店街というところは、みゆき通りを通り抜けてさらにお城方面に進むアーケード商店街です。
みゆき通りと違い、ここは昭和がそのまま残った商店街で、なんと(!)特別史跡に指定されているのだそうです。
このあたりの住所はすべて、姫路市本町68番地。
皇居がある千代田区千代田1番地に続いて、日本で2番目の広さを誇る番地だそうです。
イーグレ姫路という商業施設を除けば、ここの番地にある建物はすべて昭和のままなのです。
なかでも一番の古参がこちらの岩崎書店とのこと。
店頭からして、昔ながらの古書店です。時が止まったかのような錯覚を起こしそうです。
興味がある方は訪れてみてはいかがでしょう。
岩崎書店
〒670-0012
兵庫県 姫路市 本町68
電話 079-289-3047
営業時間、定休日は問い合わせてください。
いかがでしたか?
姫路駅前周辺からの書店巡り、お楽しみいただけましたでしょうか。
今と昔では書店の数も減り、本が好きな人にとってはさみしい部分もありますが、
なんだかんだでいくつかご紹介することが出来ました。
地元の方、姫路に来られた方の参考になればと思います。
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