『又兵衛桜』と呼ばれる桜をご存知ですか?
奈良県宇陀市にある、樹齢300年にもなる
シダレザクラです。
NHKの大河ドラマで使われたこともあり、
名前を聞いた事がある方も多いのではないでしょうか。
この一本の桜を見る為に、県内はもちろん、
県外からも数万人の人が来ることも!
石垣の上から地面すれすれまで伸びる枝垂れ桜は
『見事!』の一言です。
その景色は、ぜひ、一度は見ておきたいものです。
そんな、又兵衛桜。
開花時期やアクセス方法など、
気になりますよね。
そこで今回は、
●又兵衛桜の由来、見所
●2017年の開花予想、見頃!
●駐車場と最適アクセス方法を紹介!
これらをまとめてみました。
又兵衛桜を見に行くときの
参考にしてみてくださいね!
●又兵衛桜の由来、見所
『又兵衛桜』は、大坂夏の陣で活躍した戦国武将
後藤又兵衛の伝説から来ています。
夏の陣で敗れた後藤又兵衛が、
この、奈良県宇陀市の地へ落ち延び、
僧侶として一生を終えたと言われています。
この枝垂れ桜が、後藤家屋敷跡にあることから、
地元で『又兵衛桜』と親しまれるようになりました。
石垣の上から地面まで垂れる桜の枝ももちろん、
周辺に植えられた桃の木とのコントラストが
一番の見所と言えます。
枝垂れ桜と桃の木がちょうど同じ時期に満開になるため、
桜の薄いピンクと桃の木の濃いピンク、山の緑が
一つの絵画のように美しく、素晴らしいです。
●2017年の開花予想、見頃!
又兵衛桜の開花は、平年通りですと
3月29日ごろです。
気象庁での開花予想はまだ出ていませんが、
天気の3か月予報を見てみると、
今年の3月の気温は平年並みか若干高いようです。
そこで、今年の開花も3月29日ごろ、
もしくは若干早まるのではないかと予想されます。
満開になるまでに、大体1週間ほどなので、
平年の満開は4月5日ごろです。
こちらも、今年も同じく4月5日ごろ、
もしくは少し早まるのではないでしょうか。
行かれる方は、開花状況を
こまめにチェックしてくださいね!
●駐車場と最適アクセス方法を紹介!
又兵衛桜のある奈良県宇陀市へは、
車か電車・バスを使っていくことになります。
それぞれのアクセス方法をご紹介いたします。
【電車・バスの場合】
近鉄榛原駅から、奈良交通「大宇陀」行のバス乗車
終点の「大宇陀」で降車し、徒歩20分
バスの乗車時間は20分ほどです。
ただし、バス自体の本数が1時間に1本ほどと
少ない時間帯が多いので、注意が必要です。
また、順番待ちになることもあるので、
土日祝日は特に早めに行くことをオススメします。
【車の場合】
「大阪・名古屋方面」
名阪国道(針IC)から国道369号線、市道、国道370号線を経由し、
国道166号線大宇陀へ
各所に案内板あり
「三重方面」
国道165号線、国道370号線を経由し国道166号線(大宇陀)へ
各所に案内板あり
駐車場は、民間のもの(500台ほど収納可)があり
駐車料金は1日500円ほどです。
桜の見頃の時期には、臨時駐車場も作られるので
誘導員に従いましょう。
しかし、こちらもやはり見頃には満車になることが
かなり多くなります。
会場近くの駐車場では、朝の5時ごろには
満車になることも!
遠くの駐車場は、会場まで歩くと結構な距離を
歩くことになることもあるので注意してくださいね。
特に、土日祝日には渋滞することも予想されるので
早めに行かれることをオススメします。
●まとめ
いかがでしたか?
かなり大迫力な絶景を見ることが出来るので
多くの見物客でにぎわうこちらのスポット。
会場周辺は、結構寒くなることも多く、
開花の時期が予想よりずれることも多々あるようです。
行かれる方は、行く前に確認をしていった方が、
満開の桜を見ることが出来ると思います。
一度見れば、忘れることのできない景色なので、
ぜひ一度、足を運んでみてくださいね!
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